「GLORY DAYS 2005」@中野ザ・ポケット


劇団ランニングシアターダッシュ
実は、本公演で解散を迎える劇団なのです。


今日は、千秋楽。
最終公演、最高でした!!


「予約が確保できなかった」と芝居好きのOさんが朝早くから並んで当日券を取ってくれた。
寒空の下、本当にありがとうございました。
当日券待ちは20人ほどで、Oさんは2・3番を確保してくれ、別の列に座ることになったが鑑賞できるだけで満足。


最終公演の意気込みが観客にも感じられる幕開けで、いつもの「ランニング」演劇が始まった。


この劇団は体育会系で、とにかく走るシーンが多い。
また、舞台転換が少ない代わりに小道具(磨りガラスや布など)を持って役者が走り回り、ナレーションで転換を行う。
私は、それがとても好きだった。
役者が舞台を走り回り、セリフを叫びまくり、たくさんのエネルギーをもらえる舞台なのだ。


今回の「GLORY DAYS」はこの劇団のテーマである青春グラフィティもの、しかも得意とみえる”なんちゃってタイムスリップもの”*1だった。


一言で言うと、野球少年のジョーが、親友2人と野球をするための空き地を、隣町の野球チームから守るという話。
その話に彼らの卒業、隣町やダウンタウン・生徒会との対立、貧富の差による差別、初恋などをからめた(盛りだくさんの)内容で、心底笑って泣けた。


劇団の皆さん、15年間おつかれさまでした!!!!!!!
新天地での活躍を、心からお祈りしています。


特に岡部尚子さん、同僚のMさんとそっくりで、陰ながら大ファンでした。強烈に応援してました(告白)。

劇団ランニングシアターダッシュ
http://www.r-t-dash.com/index2.html


Oさんありがとうございました。
今日は心から「演劇っていいなぁ」と思いました。
舞台が終わった後お話ししたように、彼らの舞台が中学生や高校生に観て貰えたら良かったですね。
日本に観劇好きの中高生を増やすことができたはずです!!

*1:いま、会いにゆきます」のような、未来の私が過去の私(あるいは周りの人)に会いに行くもの