使う言葉


年末来お世話になっているSさんが送ってくれた資料の中に


良い言葉を使う


ということが書いてあった。以下抜粋。


良い言葉を使ったときの脳の働き


良い言葉を使うと、βエンドルフィンなどの快感ホルモンが脳内に分泌され、麻酔状態や恍惚状態になることによって幸せな気分になるからです。また、血行が良くなり皮膚温度も上昇するので、ストレスから解放され、免疫力とやる気が高まります。


このように、脳を活性化させ、体中の一つひとつの細胞を喜ばせる快感ホルモンをいかにたくさん出すかが、人生の「勝ち組」になるポイントです。(中略)勝ち組とは、勝ち組遺伝子をONにして思いのままに人生を表現できる人のことを指します。


自己像とイメージ


自分に対して思っている思い込みの総称を「自己像」と言います。(中略)「なりたい自分」「こうありたい自分」を積極的にイメージしましょう。なりたい自己像をイメージする秘訣は、自分に対する劣等意識などを捨て去り、「好きな自分」のイメージだけを持つようにすることです。


他の人と自分を比べる必要などないのです。


夢をかなえる仕組み−「勝ち組遺伝子」と「自動目的達成装置」


私たちの脳のなかには、夢をかなえる仕組みが備わっています。それは、人類の歴史に脈々と受け継がれた「勝ち組遺伝子」によって受け継がれたものです。この勝ち組遺伝子を最大限に発揮させるためのスイッチが、肯定的で楽天的な言葉です。


肯定的で楽天的な言葉を使うと、まず「自動目的達成装置」にスイッチが入ります。(中略)いったん夢や希望の想像体験を明確なメッセージとして脳に伝えれば、目的地まで私たちを運んでくれるというものです。


「発現遺伝子」と「制限遺伝子」


さらに、私たち人類には「発現遺伝子」という遺伝子も組み込まれています。この遺伝子によって、ある個体の脳が発達して高い知能を獲得すると、その遺伝情報を受け継いだ次世代の個体の脳は、記憶領域などをさらに増幅させて誕生することが可能です。


ところが、私たちのなかには、ネガティブな遺伝子も受け継がれています。それは「制限遺伝子」です(正確には、「制限遺伝子」という言葉は学術的に存在しない)


たとえば、危機に立たされた際の最初のひと言が、「なんとかなる」だった人は自動目的達成装置にスイッチが入り、一方「無理だろう」と言った人は制限遺伝子にスイッチが入ってしまうのです。


肯定的・楽天的な口ぐせが自然と出るようになればしめたものです。そうすれば、脳が解決の糸口を自然と見つけてくれて、どんなことでも解決することができるようになります。


脳は言葉を正確に読み取る


私たちの脳というのは自分が発する言葉を正確に読み取りますから、否定的な言葉ばかりを口にしていると、本当にその言葉どおりの人生になってしまいます。脳細胞が、否定的な意向に沿って、「できない」という決定を下してしまうためです。


人間は否定的な言葉で脳を満たしたり、心配事を抱えていると脳のなかに不快感とストレスが満ちあふれ、脳内ホルモンのひとつであるアドレナリンという興奮ホルモンやグルココルチコイドというストレスホルモンが多量に分泌されます。この種のホルモンは不快感を増幅させ、そうなると筋肉や神経系が蝕まれて、最終的には免疫力までおちてしまいます。


言葉の力と「快」の力−古い脳と新しい脳


人生をより良くするためには、「言葉の力」を正しく知り、それを力に変えることが必要です。そのために、いつも肯定的な言葉で脳に栄養を与えることを心がけてください。


私たちの脳は、ごく簡単に言うと、古い脳(大脳辺縁系)と新しい脳(大脳新皮質)に分けることができます。古い脳は「動物脳」とも呼ばれ、体のリズムをコントロールする働きを持っています。いわゆる自律神経系の中枢と呼ばれるものです。


新旧ふたつの脳を結びつけるのは、新しい脳による想像力です。新しい脳は、ものを見たり、聞いたりすることでその像を頭のなかに描きます。そして、大脳が思い描いたイメージを受け止め、体に反応させるのが自律神経系の特性です。


ここで重要なのは、自律神経系は本当にあったことと、想像上の区別がつかないことです。つまり、想像に対して体はあたかも今起きている現実のように反応するのです。


「なんて素晴らしいんだ」「幸せな毎日だ」というように、楽しいことやワクワクすることを考えていると、ハッピーなロマンや希望、夢をつくりだし、気分はますます良くなり、元気がみなぎります。私たちの体のメカニズムは、心と直結しているのです。


脳内にはそうした生体化学反応系システムが備わっていますから、脳が「快」状態に働く言葉だけを使うようにすれば、自分のなかで必ず大きな変化が現れてくるのです。


ふむふむ。


教室を100人規模にし、子ども達が楽しく学べる場になるように、前向きにがんばろうっと。