日本科学未来館


今日は約2年ぶりに後輩Kちゃんと再会。2人でお台場へ行ってきました。
Kちゃんは謙虚で可愛くて大好きな後輩。
再会できてうれしかった。


Kちゃんが気に入ってくれるだろうと行ったのは、6月に高校の親友と行った日本科学未来館


今回の展示の一つに、ジブリの背景画家、男鹿和雄さんの画像が400インチ大スクリーンで見られるというものがあった。
Kちゃんとはくまのプーさんジブリなど可愛いもの好きの波長が合うので、この展示もとても楽しく拝見した。
描かれた日本の原風景は、明るい緑色と黄色と空色に彩られていて本当にきれい。

【100人のジブリジブリの「世界」を描く男男鹿和雄さんに聞く -読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/ghibli/cnt_interview_20051122.htm


Kちゃんのお父様は半導体技術者だそうで、退職金を使ってベンチャー企業をつくり環境に優しい半導体を製作しているそう。
Kちゃん自身は文系アタマで、お父様の話を聞いても全然わからないとのこと。
私も(数学Ⅱ・B教えられるけど)文系アタマなので、そういう話を聞くとすごいなぁと思う。


そんなわけでe-tronの展示や先進医療の展示など興味深く見た。


先進医療のブースでは、ボランティアさんがとてもよく解説(?!)してくれて

  • こういった展示資料の多くは監修者のバイアスがかかっていること
  • 国家予算で行われるプロジェクトの多くが5年スパンであり、5年後プロジェクトが終了すると、それまで蓄積された資料や知識が分散あるいは消失されてしまうこと
  • 予算は「使われる」ためにあるため、プロジェクト終了時には「使い切る」ために費用をかけた講演会や展示が行われること

などを教えてくれた。


有効なお金(税金)の使い方を考え、発信していける人にならなくては。
ボランティアさん、ありがとうございました(*^-^)


ランチはいつものビュッフェを食べ、東京タワーを2人で拝んだ。
Kちゃんの笑顔がはじけて、かわいかった〜〜(メロメロ)。
Kちゃんはお掃除が苦手だそうで、、Yだん家にお掃除に行く話をしたらすごくウケてて「私もHさんのようなお相手が欲しいデス」と言われた(赤面)。


私も高校生まではあまり整理が得意ではなかったのだけれど、大学生になって学生+ボランティア+バイト(塾講師とオリジン弁当)の3足(4足?)のわらじを履くようになってから、整理ができていないと素早く動けないということがあり、必要に迫られて整理整頓が身に付いた…という話もした(赤面×2)。


15時からは「宇宙エレベーター」というアニメをプラネタリウムドームで観覧した。
これは、前の「偶然の惑星」よりは面白かった!


アニメの最後に科学者の方が、

  • 宇宙エレベーター」は勿論まだ開発されていないが、理論と技術的には作れること
  • そのための費用は世界中で1年間に使われている軍事費*1で足りること

というメッセージを発信していて、興味深かった。

軌道エレベータ - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%BB%8C%E9%81%93%E3%82%A8%E3%83%AC%E3%83%99%E3%83%BC%E3%82%BF


ググってみたら、世界の軍事費は2006年で128兆円(うち米国が48%を占める)とのこと。
しかも軍事支出の上位5カ国は、米・英・仏・日・中で、この5カ国で世界の3分の2を占めると…。
考えさせられる。


↓他にも興味深い数字が↓

NPO法人市民教育交流の会 軍事費
http://www.asahi-net.or.jp/~ww8t-oosk/gunjihi.htm


最後にお気に入りの地球ビジョンを見ながら歩いていると、間もなく閉館を知らせる「蛍の光」が流れ、未来館をあとにした。

*1:科学者さんは「戦争に使われるお金」と言っていた