私の頭の中の消しゴム


韓流大好きなお母さんを公言していたら、向かいの席のK主任がチケットをくださったので、母にすぐ知らせると、予定を調整して今日行く事になった。

私の頭の中の消しゴム」公式HP
http://www.keshigomu.jp/index2.html


映画の最後には、「グスン、グスン」と2人して泣いてました。
音楽も映像も、そして主演の2人がとても素敵な映画でした。


数年前に放映された日本のドラマ「ピュア・ソウル」が原作のラブストーリー。
ソン・イェジンさん演じる「キム・スジン」は天真爛漫なお嬢様。
チョン・ウソンさん演じる「チェ・チョルス」は体も心も頑強な現場監督(結婚後努力して建築家になる)。


2人はまずコンビニで、そしてスジンの父親が責任者を務める工事現場で出会う。
3度目は、スジンが働いている紳士服の会社の新店舗の内装工事を父に依頼して、来たのはチョルスだった。
偶然は必然。2人は恋に落ちる。


結婚を願うスジンに、「責任もてない」と始めチョルスはつっぱねる。
母が借金を背負い9歳で彼を捨てたこと、現場監督つまり労働者という身分、、様々な「彼女を幸せにしてやれない」考えにとらわれる。
しかしスジンの純粋で一途な愛に、一緒に生きていくことを決める。


そして幸せ絶頂のスジンを病魔が襲う。
脳の中にたんぱく質がたまり、記憶を維持できない「アルツハイマー病」。


2人は病を受け入れて幸せな暮らしを続けるが、
ついにチョルスのことさえも忘れてしまうスジン
愛する人を傷つけることを恐れて、スジンはチョルスの元を去る。


チョルスはスジンを探すが、どれだけ探しても見つからない。


ある日家に帰るとチョルス宛の手紙が。
一瞬戻った記憶の中で、病院にいるスジンが書いたものだった。
チョルスは郵便局の受付印を頼りにスジンの病院を探し回る。
やっと見つけたスジンは、以前と変わらず美しかったが、記憶をまったく失っていた。


外出の許可を得たスジンとチョルスは、2人が出会ったコンビニへ。
コンビニには、2人の家族が待っていて、スジンに微笑みかける。
「ここは天国ですか…?」(スジン)


そしてラストシーン。
「愛してるよ(サランヘ)」が言えない、言えなかったチョルスが、
スジンに「サランヘ」と言う。
号泣でした。


「許すとは、『心の部屋をひとつ空けること』」。
この言葉は映画の中で度々出てくるのだけれど、スジンの純粋な心を表していて、とても好きな言葉。


お母さん、一緒に観てくれてありがとう=*^-^*=♪

ソン・イェジン特集
http://www.theaterpark.jp/asian/feature/051014/index.html