致命的


正直なこと=良い


とばかりは限らない、ということをI先生から教わった今日。


一緒にお仕事しているI先生はとってもキレ者で、一緒に働いていて学ぶことがたくさん。


保護者にお送りするお手紙で、あることを正直に書いたら


 「保護者の気持ちになって考えてごらん。
  信頼を得るための言葉を考えるのも仕事だよ」


というアドバイス(というか注意)を受けた。


もう取り返しはつかないことなのですが、真摯に受け止めて精進します。


そんな時に目に付いた、名将・オシム監督の言葉。


言葉は極めて重要だ。そして銃器のように危険でもある。
私は記者を観察している。・・・新聞記者は戦争を始めることができる。
意図を持てば世の中を危険な方向に導けるのだから。
ユーゴの戦争だってそこから始まった部分がある。
*1

それにしてもI先生と&この職場で働いていると「言葉の重み」を実感する。
同じ事を言うにも、「言い方」「言い様」があり、私は割と思ったままを口にしてしまうのでいったん考えてから出さなくてはということを痛感。


ガンバリマス!

*1:ちなみにオシム監督はユーゴスラビア内戦時のユーゴの代表監督。選手の能力だけで出場選手を選んでいた監督には、政治家とマスコミから、「自民族の選手を使え」とあらゆる圧力がかけられたそう。しかし監督はそうした圧力には屈しなかった。