「プロフェッショナルの条件」
先日読んだ「レバレッジ・リーディング」にあった引用から。
ドラッカー先生の著作は大学時代、就職活動の前後によく読んでいた。
プロフェッショナルの条件――いかに成果をあげ、成長するか (はじめて読むドラッカー (自己実現編))
- 作者: P・F.ドラッカー,Peter F. Drucker,上田惇生
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2000/07/01
- メディア: 単行本
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成果をあげる人に共通しているのは、自らの能力や存在を成果に結びつける上で必要とされる習慣的な力である。
私の知る限り、知能や勤勉さ、想像力や知識がいかに優れようと、そのような習慣的な力に欠ける人は成果をあげることができなかった。
言い換えるならば、成果をあげることは一つの習慣である。
習慣的な能力の集積である。
そして習慣的な能力は、常に習得に努めることが必要である。
掛け算の九九を習ったときのように、練習による練習が必要となるだけである。
「六、六、三六」が、何も考えずに言える条件反射として身につかなければならない。
習慣になるまで、いやになるほど反復しなければならない。
−P.F.ドラッカー『プロフェッショナルの条件』