経営者の言うこと


社長は生まれながらの経営者。
経営者という「血」があることを、一緒に働いていてすごく感じる。


今日は海外展開について現地法人にいるC副社長と、ある会社との取引についてお話された。
ある会社は日系企業で、開発半ばで日本に引き上げるのだが、その下請けであるうちの法人にはその場(海外)で残って開発を続けてほしいという依頼についての検討。


その場で残って開発を続けるのに、事務所借上げ費等のコストが利益を3分の1ほど食うほどになってしまう。しかもそのコストを負担するのはうちの法人なのだ。


C副社長が自ら稟議書を上げてくれていたのだが、保留となっていた。


今日は社長が直接電話で話されて、

  • 売上・利益を食うようなプロジェクトに固執するな(何よりも利益を優先せよ)
  • 一つのところとの取引に深入りするな(点ではなく面で展開を考えるべきだ)
  • 相手が提示した条件を鵜呑みにするな(自分たちの良いように、毅然として条件を交渉すべきだ)

ということをおっしゃった。


言われてみるとしごく納得するのだが、私は案件を通すことばかり考えがち。
社長はいつもその上を行っている。
日々勉強。