「働く子どもの『遺産と伝説』キャンペーン」(Of Legacies and Legends)


いつも教育の有益な情報をMLで送ってくれるA先生が今日の投稿で教えてくれた。


「働く子どもの『遺産と伝説』キャンペーン」(OLAL:Of Legacies and Legends、legacyは「遺産」、legendが「伝説」)は、2003年4月に発足し、児童労働問題の解決を目指すキャンペーン。


具体的には、「子ども歴史家」と呼ばれる子どもたちが労働や日常に関する写真を撮るなどして人権や自らの置かれた立場についての理解を深め、記録を残すことをしている。


OLALのゴールは3つ、


  • 子どもたちが他の子どもたちの置かれた状況に対して理解を深め、互いを尊重し合う。
  • エンパワーされた(ちからづけられた)子どもたちが、権利意識に基づいた行動をする。
  • 児童労働問題や子どもの権利に対して社会の理解が深まり、市民がそれに基づいた行動を起こす。


ことだそう。


日本では、ワークショップや写真展を通じて児童労働問題や子どもの権利に関する世論喚起及び意識啓発をしている。

働く子どもの『遺産と伝説』キャンペーン
http://www.olal.net/Japanese/topjp.html


自分を成長させてくれる第一歩は、他の人の中で自分の立ち位置を感じるときだと思う。
その意味でも「子ども歴史家」の活動は意義深いもの。
今後も、関心を寄せていこうと思います。

OLAL・子どもたちの撮った写真(ギャラリー)
http://www.olal.net/Gallery/gallery.htm