スタートアップ研修のときの話


私の学習は、80%速習・20%納得というプロセスを経る。*1


80%を理解・習得するのはとても早い。
(基本的な生活習慣や態度を両親がしっかり育ててくれたお陰だと思う。)
ここで他の人に差をつけるのが得意だ。
例えば、入塾面談ならいつも笑顔で対応すること、挨拶の仕方など、いわゆる「外面的」な部分は最初の段階でほとんどパーフェクトに習得してしまう。


しかし20%の納得プロセスが曲者。
私にとっては相当高いハードルで、仕上げに相当時間を要したり自分でもこらえきれない位の負荷がかかってい(てたまに逃げようとし)たりする。
生徒・保護者に対するヒアリングの深さ、切り返しなどは本当に悩み苦しみ学習していた。
スーパーバイザーやゼネラルディレクターから頂くアドバイスの中で、具体的にはどう改善していけばいいのかわからなかった。
最後にSスーパーバイザーから言われた「話が冗長になるのを防ぐには、小さなクロージングを途中にはさまずに、最後の提案時に爆発させればいいんだよ」という一言で、やっと目からウロコが落ちた。


聴くことに徹し、最後に提案する。
−これだけを言ってしまえば当たり前のことだが、ここに辿りつくまでが苦しく厳しい。
でも辿りついた後は満足感があり、考え抜いて得た結論に自信もある。


つかみが早く成長の遅い私は、一方で成長を止めず「よりよいもの」を求めてチャレンジを続ける「一見ウサギ、だけどカメ」だと思う。


研修で感じたことは、この会社は確実に自分のチャレンジに値するところだということ。
20%に挑戦し、もっともっと自分を成長させて子どもと会社、社会に貢献して行こう。

*1:しかしたまに周りを見て80%の学習のみで終わらせてしまい、自分の成長を止めてしまうところがあるように感じる。