サバ博物館


今日は朝からフリーだったので、昨日Nさんが観に行き、ホテルからタクシーで10分という州立の博物館に出かけることにした。*1




個性的な概観の博物館で、サバ地区にいる鳥の迷信・いわれが特集展示してあり、歴史の説明展示と陶器・道具の歴史の展示もあった。


太平洋戦争時には日本の統治下に置かれていたこともあったということで、中学・高校の歴史の時間と教科書の記述を思い出した。
戦争については、学んでも学びきれず、特にアジアに旅をしたときには、折に触れ戦時日本とその国とがどのような関係にあったのかの事実は理解しておくことが大切だと再認識させられた。


私見だが、イギリスの統治下にあった時には「近代化を進めてくれてありがとう」的な好意的な記述が見えたのに対し、日本の統治下の時にはそれはなかったので、今更ながら「アジアにおける日本」それから「アジア諸国のメディアに垣間見る日本の扱い」について考えさせられた。*2


展示を見ていて、こういう時に、英語使えて良かったなと実感。


興味深く、しかも広大な博物館だったので、もっといろいろと見学・散策したかったのだが、優しいタクシーの運転手さんと2時間後の約束をしていたので、濃密な2時間を過ごして、博物館を出た。

*1:実は私は歩いて出かけたかったが、炎天下に30分歩くと熱射病になってしまう、「見るからに観光客」といういでたちで出歩くと強奪に遭う、とホテルのコンシェルジュに諭され、強制的にタクシーを呼ばれた…。

*2:このへんは歴史好き、井沢元彦さん大好きのYだんが、いつも私にいろいろと教えてくれます。深謝。