テスト結果を公表する
山本モナさんが不倫降板したことで話題になった「サキヨミ」という報道番組に
教育問題をテーマとして橋本徹・大阪府知事が生出演していたので拝見しました。
お題は「学力向上のためにテスト結果を公表するか否か」というものでした。
橋本知事は公表賛成という立場で
「地区ごとの結果公表により家庭に責任を持たせ、学校、家庭の両輪で教育をより良くしていくべきだ」
という主張でした。
しごく同意できるものだと思いました。
私は現在28歳ですが
私たちが中学生の時は定期テストの順位が発表され
まがりなりにもそれを励みにして
勉強していたように思います。
今の子どもたち…と一くくりにして語るのは危険ですが
毎日子どもと接していて思うのは
- 考える力・表現する力の低下
- 真似する力・再現性の低下
- 競争に勝つ・負けず嫌いという気持ちが薄い
ということは概して挙げられると思います。
お母様たちから良く受ける相談に
- 作文が苦手
ということがあるのですが、それはすべて上記に起因するものです。
「学ぶことは真似ぶこと」と言われますが
考えの基礎を学んで、真似ていない子どもたちが
多くなってしまっている現状は肌で感じます。
もっと自分で考えることを
家庭や学校で実践できるように
していく必要があると痛感します。
タイムリーにも、いつも拝読している「t-plus」というコミュニティからの
メールマガジンに、携帯によって家族の会話が奪われている(具体的には、
中学生の息子がお母さんとレストランに来たものの携帯から目を離さず
会話になっていなかった)というエピソードの投稿がありました。
まずは家庭の対話、そしてお仕事場の対話から、しっかり始めていこうと思います。